虚しいのです

大好きな女の子に予期せず好きだと言われ、舞い上がりはしたが、緊張ぶるぶる
(恋愛じゃないよ)

なんか、ね
ダメな気がする
どうしたって、この先に希望は持てない気がするし、自分に自分がついていかない
考えていることに行動が追い付かない
どうしても、虚無感が拭えない
やっぱり、大多数の経験から外れた事項が人生に少しでも混ざると、いわゆる普通の人という大多数のうちの一部と向き合ったとき、ちょっとのズレを感じる
個人としてのズレじゃなく、感覚として、明らかな、差、絶対にある
悔しくて虚しくて、どうしようもない
だけど
解るわけがないし解ってもらおうとも思わない
ねえ負担なのかな
そうだよなあ
人が経験しなくてもいい経験を割と多めにしたせいか、卑屈な考えがまとわりついて離れない
ただ受け流してくれたら
ただそういう人間として認めてさえくれたら
そうでなくても他人の全部を受け止めきれる人間なんかいやしないんだし
何をしたって悲しい
絶望しないために絶望をシミュレートする
愛情も平和も、信じたら私が潰れる
満足感や充足感なんて、後ろ暗い人間は初めから期待しては駄目だ
こうやって自分を特別視するのも気持ちが悪くて嫌だけど、だけど、確かに、違う
他人に合わせたり、気を使ったりとか、少数派は、それができないとコミュニケーションできないし、それをやるのにものすごいストレス抱えてんだ
誇れるものが例えばなかったとしても、巨大な汚点と呼べるものが何一つない人が、どうしてそんなに卑屈になれるんだ?
どうして?
どんなに誰に良くしてもらったからって、自分は独りだという感覚は薄れない
愛されちゃ駄目だし愛しても駄目だというストッパーが働く
安易に信じてはいけないというストッパーが働く
解ってもらいたいなんて望むなっていつも言い聞かせてる
本当は誰でもいいから全部受け止めてくれよって言いたくて言いたくて仕方無いのに
気持ち悪い
放っておいても死にそうなのに、生活と身体は異様に健康的で、死は遠そうだ
安堵なんかしない
何故私は死なないのか
私がこの世にいる価値は、4年前の秋に死滅したはずなのに

ただ軽く、テレビとか本とか景色とか、見たものを伝えたかっただけなのに、そういうときばっかり変に深読みしてくれる人ばかり
解るよ、解る
異端、しかも、マイナスイメージの異端とは、自分は違うって思いたいもんね