小6

バイト先の休憩室でメシを食っていたらテレビにみのもんたが映っているのを見て、ふと小6の頃の会話を思い出した

卒業を間近に控えた頃である
当時の友人「あーあ、早く大人になってみのもんたに『お嬢さん』って言われた〜い」
私「どんだけババアになりたいんだよw」
そんな会話をしていた私の手元には、その友人から書けと言われて渡された、小中学生女子が大好きな、しこたまファンシーなキャラクターと浮かれた質問だらけのサイン帳があり、モソモソと書いている最中であった
ちょうど、質問欄には「10年後は何してる?」と書いてあり、私は『この世にいない』などとやたらペシミスティックなことを書いていた
みのもんたにお嬢さんと呼ばれたいと発言した友人とはえらい違いである
当時は別に鬱傾向があったわけではなかった
私が病みだしたのは中2の頃なので、それまではただトロいだけのネタ好きなバカだった
当時既にペニシリンやら黒夢やらルナシーやらシャズナやらが好きだったのでヴィジュアル系嗜好ではあったが、恐らくこれを書いたのは単にウケ狙いであろう
何を思ってそんなことを書いたかまでは記憶にないのでなんとも言えないが
あれから10年が経過しようとしている今、私という肉体は確かにこの世に存在している
12歳の私、ゴクローサン
しかしながら、4年前には私は一般社会から消えていたし、腐った人格の持ち主であることが露呈されたのだから、ま、この現状、死んでると見なして間違いないんじゃナイカナ、3秒に一回は「死にてェなァ」などと考え、楽に死ねる方法とか常に夢想しちゃにやけているし
未来とか、考えてもいないよ
ていうか考えていたら自殺しかねえやという結論にしか到達しないし、なんだあんときとなんも変わってないじゃん
三つ子の魂百までってコレ、マジなんじゃない?